金属薄板試験の効率性の向上

世界的に見ても、金属薄板材料の試験は通常、オペレータの多くの労力を必要とする、「従来からの」試験法を使って実施されています。費用効果のある改善を適用することにより、試験システムの効率を大幅に向上することが可能です。

Setup for Efficiency

最新のBluehill ソフトウェアを使うと、試験手続きに細かい修正が施されるので、改善を積み上げていくことができます。この中には、各試験において重要な情報のみ指令され、数値以外の入力を確認または変更するための無駄な時間を最短化する、迅速な試験手続きを作成することも含まれます。

試験片寸法測定値を手動で入力する代わりに、ソフトウェアと自律的に連動できる新規や既存の試験片測定装置を導入することにより、多くの時間を節約することができます。

Cost versus Effectiveness

手動グリップから、空気圧式または油圧式グリップに変更することにより、グリップ工程を自動化できます。上側および下側グリップを締め付けるのに要する時間を著しく削減するとともに、オペレータが手動で各グリップをクランプすることにより発生する、試験結果のばらつきを確実に低減します。

自動伸び計は、試験間で手動設定が不要なので、各試験について多くの時間を節約できます。伸び計によっては、損傷を防止するため、試験途中で取り外すことが必要です。自動伸び計は、破断まで試験片に装着できるよう設計されているか、自動的に取り外せるようになっていますので、ここでも時間を節約することができます。

下図では、標準的な試験サイクル時間が、伸び計の選択だけで、どのような影響を受けるかを比較しています:

Automatic Extensometers can save you time

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