CEAST VisualIMPACTソフトウェアは、データ収集システムを利用する際、CEAST振子型およびドロップタワーシリーズ試験機を制御し、試験を管理するソフトウェアで、使用しやすいインターフェイスを提供できるよう設計されています。
このソフトウェアは、荷重および衝撃に関係する吸収エネルギーのデータを記録し、結果を可視化して分析を助け、弾性エネルギーを計算します。
各パラメータは選択する試験のタイプと国際規格に従って選択されるハンマーと試験片が掲載されているテーブルを用いて設定されています。それらパラメータは、オペレータが利用できるように、ガイド表示されます。
計装化試験においては、データ分析および可視化に利用できる多数の機能が提供できます。結果は、カスタマイズ可能な総合グラフとして表示でき、さらにその内訳ごとにデータを取り出すこともできます（選択する種類の試験片のみを表示することもできます）。
このソフトウェアでは、オペレータは、複数の試験を1つのグループとして取り扱うことによって統計分析を実施できるのと同時に、個々の試験結果を取り出したり、取り消すことができます。測定単位にはさまざまな種類を選ぶことができます。報告書を印刷することができるとともに、全データあるいは一部のデータのエクスポートが可能です。
最近の改良点には、結果の検討中に、グラフィックの設定、デフォルト印刷オプション、データ分析用の高度なパラメータなどを含む多数のユーザープロファイルを迅速に次から次へと切り替えて設定できる機能があります。
衝撃試験用製品グループに新しいデータ収集システム（CEAST DAS 64K）が導入されたことにより、このソフトウェアに関する新たな多数の機能も追加されました。
このソフトウェアは、現在では計装化ドロップハンマー用にさらに幅広い校正ファイルを処理することができ、さらに広範囲のデータ収集チャネルを用いてDASの設定を管理することができます。