RSMonitoring
供試体試験をオンラインでモニタリングし計測値を、迅速かつ容易に解析できるだけでは、もはや便利な機能とは言えません。競争に打ち勝ち市場投入までの期間を短縮するためには、効率を高める必要があります。RS Monitoringは、この目的に近づけるための重要なステップを提供するツールです。例えば、このモジュールでは試験中でも統計的かつ物理的な変数の計算とモニタリングができ、レインフロー計数法により全体のダメージを記録することができます。これにより、試験の初期段階で試験片の挙動変化を感知し、適切に対応することができます。RS LabSite® modulogic にあるこのモジュールは、多くの非常に有益な計算機能を統合しています。以下の利点を有効にご活用ください。
利点:
- 高性能のオンライン試験モニタリング
- 多くの評価作業に対応できる高い柔軟性
- 実験室の要求事項に適合したライセンスモデル
RS Monitoring の利点
- 最大値、最小値、振幅、標準偏差等の統計データの算出
- 計測値からのオンラインレインフローマトリックスの計算、2次元、3次元ヒストグラムの表示
- 比較を容易にするためのマトリックスのレンジペア、ピークカウント法あるいはレベルクロッシングへの変換
- 振幅、バネ係数、エネルギー損失あるいは計測されたヒシテリシスループからの位相偏移等の物理パラメータの計算
- 個々のステップでの部分損傷のモニタリングと表示
- 時間および周波数領域での信号のコマンド/フィードバック値のオンライン比較