繊維用引張グリップ
レバー作動式グリップ・Oリングタイプグリップ
繊維は、その他材料と比較した際、比較的薄い材料になる傾向がありますが、これらのタイプの材料内にも、広範囲の厚さおよび強度に対応する適切な把持法が必要です。これらの材料に適切に保持するために、インストロンはレバー作動式とOリングタイプの2種類のグリップを用意しています。
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レバー作動式グリップ
カタログ番号 2711-006
カタログ番号 2711-006
レバー作動式グリップは、単繊維の試験片を保持するための理想的な手段を提供します。このグリップはシンプルで軽量、左右対称の設計です。
動作原理
レバー作動式グリップは、一般的に太い繊維試験片に使用されます。このグリップは、調節可能なクランプ力、自己芯調型硬質ゴムコートフェースを有し、衣類のピンと同様の操作の容易さを提供します。試験片の挿入を容易にするために、下部グリップを垂直または水平の方向で使用するアダプターがあります。
アプリケーション範囲
- 適応試験:引張
- 試験片材料:細線、繊維
- 試験片形状:丸棒、平板型
仕様 | |
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容量 | 5 N |
試験片径 | 2.5 mm |
温度範囲 | ー10 ℃~100℃ |
上部・下部接続方式 | Type Om(6mmクレビスピン、12mm接続部) |
誤差 | 上部グリップ用のA型(フック)を含む |
Oリング型
カタログ番号 2711-007
カタログ番号 2711-007
Oリングタイプグリップは、非常に小さな直径の繊維試験片を把持し引張試験ができるように設計されています。ゴムのv溝は、試験片に徐々に摩擦保持力を加えて行き、グリップフェースのピンチングおよびその後の試験片チャック切れを低減するのに役立ちます。特殊設計を行ったU字型のベンドは、試験片取付の際に十分な空間を提供します。
動作原理
Oリング繊維グリップは、2つのローレットホイールで挟まれた2つのゴムOリングを利用しています。これらの車輪は、スタッドにねじ込み、Oリングを圧縮して、試験片にご希望の把持力をかけることができます。
アプリケーション範囲
- 適応試験:引張
- 試験片材料:細線、繊維
- 試験片形状:丸棒、平板
仕様 | |
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容量 | 0.825 N |
試験片径 | 1~25ミクロン |
温度範囲 | ー10 ℃~100℃ |
上部・下部接続方式 | Type Om(6mmクレビスピン、12mm接続部) |
誤差 | 上部グリップ用のA型(フック)を含む |