空気圧作動式グリップ
幅広い材料と試験片タイプに対応するグリップソリューション
空気圧作動式グリップは、繊維、ワイヤー、シート、ホイル、フィルム、テキスタイル、プラスチック、ゴムといった幅広い試験片をカバーし、幅広い材料を効率的につかむことが可能です。つかみ圧とフェースの開閉スピード調整機能により、 幅広いアプリケーションに対応するので理想的なソリューションです。 さらには、 2712-04x と 2712-05x グリップは 使いやすさのための多くの特徴があります。特にグリップフェースの交換がすばやく行える点 、オペレータの安全性や再現性の向上のために、オプションのフェースシールドや 試験片センタリングデバイスをご使用いただくことも可能です。
お見積りのご依頼
50 N - 10 kN 荷重容量
中容量のグリップ
1 kN、2 kN、 5 kN、 10 kN
2712-04x シリーズは 幅広い種類の材料やプラスチック、金属、テキスタイル、紙、薄板、ホイル、ワイヤーといった試験片の引張試験に理想的です。
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低容量のグリップ
50 N と250 N
2712-05x シリーズは 幅広い種類の材料やプラスチック、金属、テキスタイル、紙、薄板、ホイル、ワイヤー、フィルム、単繊維といった試験片の引張試験に理想的です。
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温度環境対応型グリップ
高温や低温での試験のニーズに対し 温度環境対応型の空気圧作動式グリップもご用意しております。温度環境下において、幅広い材料の 有効なつかみ方法を提供します。
操作原理
空気圧作動式グリップはグリップ本体内の空気圧シリンダーがデュアルレバーアームを駆動し、試験片を掴みます。 つかみ圧は流入空気圧を調整することで制御でき、試験中に試験片の厚みが変化しても 一定に保たれます。 空気圧式グリップは、フットスイッチもしくはもしくはグリップと一体化としているスイッチで(ほぼすべてのモデルで対応)操作できるので、 手締めのグリップに比べより素早く簡単に試験を行うことが可能です。
適応範囲
- 荷重の種類: 引張試験、静的試験、引張の繰り返し試験 ※ 高サイクルの疲労試験には適しておりません。
- 試験片の材料: プラスチック、金属、テキスタイル、紙、薄板、ホイル、ワイヤー、フィルム、単繊維
- 試験片の形状: 円形又はフラットなダンベル型、短冊形
- 製品ラインナップ
- 50 N | 型番 2712-051
- 250 N | 型番 2712-051
- 1 kN | 型番 2712-041
- 2 kN | 型番 2712-042
- 5 kN | 型番 2712-045
- 10 kN | 型番 2712-046
オペレータの指はさみ事故から保護
フェースシールド
指はさみ事故からオペレータを守ります。
空気の流量の調節
空気の流量調節が可能なバルブがジョーフェースが閉じる際の速度を遅くし事故を未然に防ぐのに役立ちます。
調節可能な開口部
1、2、 5、 10 kN モデルは調節可能な開口部が特徴で試験片の厚みに応じて対応できます。
グリップは簡単に取り外しができ、 フェースも工具なしで交換可能。
独自のロックナット設計
手締めのロックナットで、素早く快適な操作ができ、バックラッシュを無くします。
素早いホースの取り回し
回転式吸入口はホースの取り回し、流用の調整を簡単にします。
グリップフェースの素早い付け替え
フェースは試験機からグリップごと取り外したり、工具やピン類を使わずに瞬時に変更できます。
試験の再現性や使いやすさを重視し設計されています。
試験片センタリングデバイス
オプションの試験片センタリングデバイスをご使用いただくと、オペレータがグリップの中心に試験片を垂直に取り付けることを可能にし、試験の再現性を高めます。
ワイヤーのアライメント
フェースシールドには試験片の位置決めのためのノッチがあり、ワイヤーの試験を素早く簡単に行えます。
自己調芯機構
試験片の厚みによる調節なしに簡単に、確実に中心に取り付けることが可能です。
交換できるグリップフェース
5 kN や 10 kN のグリップは、 交換可能なグリップフェースは標準的ではない試験片や部品にも対応します。 (例:引き剥がし試験)
試験片固定デバイス
オプションの試験片固定用デバイスは試験中のオペレータの指はさみ事故から保護します。
幅広い種類のグリップフェース
面質はゴム、ヤスリ、フラット、波目 、ブレーキライニング (HFC)、ラインコンタクト、V溝ヤスリをご用意