ISO 813は剛板へのゴムの接着強さの求め方を記載しています。この規格には、 ゴムと剛板との接着強さを測定するための剥離試験方法が記述されています。 接着試験では、層を接着された面でむしり取って試験片から剥がすために試験片にかけらる荷重を測定します。興味のある値は「接着強さ」であり、これは最大の剥離力を試験片の幅で割った値と定義されています。正確な試験結果を得るためのキーファクターはデータ取得です。試験システムのサンプリング速度は、試験でのピークおよび谷を正確に捕捉できるよう十分に高い必要があります。 

Bluehill®ソフトウェアは接着力を計算します。また、ドロップダウンメニューから選ぶだけで済む入力などにより、生産性やオペレータの操作性を向上させます。インストロンの90°剥離治具は、剛板を保持し、なおかつゴムの試験片が上部グリップによって剥がされていくのにあわせて剛板を移動させていきます。空気圧式サイドアクショングリップは使用が容易であり、生産性や繰り返し性を向上させます。手動のスクリューアクショングリップもこの試験に適切かつ手頃なソリューションです。
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