インプラントを実施する過程で、インプラントと骨との間隙を埋めるため骨接合剤が使用されます。この接合剤の長期にわたる機械的安定性は、インプラントの成功には不可欠です。これらの骨結合剤の機械的性能は、静的負荷と繰返し負荷を実施することにより確立することができます。

ISO 16402 「外科用インプラント-アクリル樹脂接合剤-整形外科に使用するアクリル樹脂接合剤曲げ疲労試験」は、ラボ環境におけるこれらの接合剤の曲げ試験に関する指針を提供しています。この規格は、準静的曲げ試験および曲げ疲労試験の両方の方法から構成されています。

リンゲル溶液を満たして37℃に維持した流体浴の中で、小型の4点曲げ冶具を使用します。準静的曲げ試験の実施後、疲労試験を実施し、応力レベル/繰返し数(S/N)曲線を作成します。

インストロンは、これらの骨接合剤の準静的および繰返し負荷の両方の試験を実施するため、ElectroPuls™全電動式動的試験装置または8870油圧サーボ式疲労試験システムのいずれかを使用することを推奨しています。

インストロンは、この規格の要求事項を十分に理解していただくため、この規格を検討することを推奨しています。

インストロンには、整形外科用インプラントとデバイスまたはバイオ材料の試験に関するさまざまなソリューションがあります。こちらから詳細をご覧ください。

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