空気圧式グリップは、グリップ本体に組み込まれたエアシリンダーによる両側作動の動きで試験片を締め付けます。入力空気圧の調整によって把持力を制御することができます。試験片がグリップ領域内で収縮しても把持力が保たれるため、最終的な「フォローアップ」動作が提供されます。

2710-100シリーズの両側作動ねじ式設計は、厚さ46 mm（1.8インチ）までの試験片に対応し、重ねせん断試験や部品試験など、特異形状または非対称の試験片にも対応可能です。

マイクロ空気圧式引張グリップは、一方のフェースが固定され、もう一方のフェースはフットスイッチで作動させるようになっています。そのため、オペレーターが試験片を手で正確に位置決めできます。グリップへのアクセス領域が広いため、細線、薄膜、繊維など、微小な試験片を装填するのに最適です。

空気圧式リードプルグリップは、空気圧で動作する平行作動のバイスアクショングリップであり、リードプル試験用のニードルノーズ型フェースが取り付けられています。

ワイヤ引張用フックは、マイクロエレクトロニクス部品のワイヤープル試験およびワイヤーボンドプル試験用に設計されています。この治具は、MIL-STD-883メソッド2011.7（結合強度 - 破壊結合引張試験）および2023.5（非破壊結合引張試験）の要件を満たしています。