どの試験室でも同じ結果が得られます。
オペレーターや環境の違いに影響を受けない設計
オペレータがひずみ測定の試験結果に及ぼす影響を排除し、より整合性と再現性のある結果を提供します。試験片に触れずにひずみを測定することで、試験片の初期のダメージを防ぎ、正確な試験結果を得ることができます。
試験室により光の条件は異なり、また1日を通しても明るさが変わるため、試験結果が変動することがあります。AVE2が確実に同じイメージを見るために、インストロンは、試験室の照明状態に関係なく再現性のある結果を取得できる特許取得済みのクロス偏光照明システムを採用しています。(米国特許7,047,819B2、欧州特許1,424,547、B1)
一般的な試験室の空調は、光が回折する気流を作り出し、数ミクロン以上の誤差を導きます。AVE2では、特許を取得したCDATファン(米国特許第7,610,815B2号、欧州特許第1,424,547B1号)を使用して、試験片とカメラの間に一定の空気流を生成し、試験中にエアコンのスイッチが入ったとしても安定した測定結果を提供します。
よりスマートに。
お客様のひずみ測定ニーズに応えるために必要なデバイス
室温以外での試験
室温、高温/低温、水槽内の試験片や部品のひずみ測定を可能にします。
試験片の形状に柔軟
試験室にAVE2が1台あれば、多様な標点距離や伸びの試験試験片に対応でき、最大840mmの測定範囲により多様な素材・寸法の試験をすることができます。
リアルタイムのデータ速度
リアルタイム490Hzでのデータ収集速度を使用して、急速に変化する測定イベントをキャプチャします。
同期再生
同期再生用、または後解析用の試験の画像をデジタルイメージコレレーションで記録します。
マーキング方法
アプリケーションに応じて、さまざまなマーキング方法—点、線、斑点や自然なパターン等、測定のための各種マーキング方法をお選びいただけます。
AverEdge32はエッジ検出技術を利用したAVE-2の高度なオプション機能で、試験片の標点距離に沿った、32点の横ひずみを同時に測定することができます。そして、リアルタイムでそれらを平均化し、その結果として、平滑で再現性のある横ひずみの値が得られます。これは、金属薄板のr-値を計算するために不可欠です。
特徴とメリット
r 値の比較
シングルゲージ幅 VS AverEdge32の技術
AVE2では、プラスチック、金属、複合材料、テキスタイル、フィルム、エラストマー、紙、コンポーネント、バイオマテリアルなどのあらゆる材料での横歪オプションによるN値/R値の測定や、高温・低温・室温環境下での弾性係数や破断ひずみ測定が可能。
システム互換性
使用年数やメーカーを問わずに、±10Vのアナログ入力機能があれば、システムを問わずに使用可能です。
スピーディーな取り付け
試験機本体に簡単に取り付けることができ、試験室内の試験機間での共有が簡単かつスピーディーに行えます。
動的試験システムにも対応
繰り返し試験および高速 1軸試験用
最大20Hzまでの繰り返し試験
AVE2には、最大20Hzまでの周波数サポートする繰り返し試験用オプションが搭載されています。
最大500mm/sのトラッキング
動的試験用のAVE2は、最大500mm/sの変位トラッキングが可能で、高速の1軸調試験に最適です。
8800MTとの統合
動的試験用のAVE2は、8800ミニタワーを使用した動的制御システムでのみ使用できます。
動的ひずみ制御
AVE2ビデオ伸び計からの動的ひずみ測定を使用して、最大20Hzで繰り返し試験を制御します。
軸方向・横方向ひずみデータ
軸方向と横方向の試験片寸法測定のどちらも繰り返しひずみのモニターに使用できます。