伸び計の校正器

伸び計の校正器は、伸び計が電気的校正を適用できない、または出力の手作業による検証が要望される場合に使われます。校正器は、可動シャフトを動かす精密マイクロメータ・ヘッドから構成されています。マイクロメータ・ヘッドとシャフトが、フレームに設置され、伸び計は可動シャフトと固定シャフトの間に装着されます。変位は、デジタル・ディスプレーにおいて表示されます。

操作原理

伸び計は、様々な試験片サイズを模擬する、交換可能なアダプタに取り付けられます。アダプタの半分は長さ調整が可能ですが、もう一方の半分は固定になっています。マイクロメータが調整されると、アダプタの上部が動き、変位が伸び計に作用します。伸びが、マイクロメータ・ヘッドのデジタル・ディスプレーから読み取られます。これは、試験システムで示される伸び計出力を検証するにも使うことができるとともに、伸び計のゼロ値とフルスケールを初期設定するときにも使えます。

アクセサリー