横方向伸び計

W-E404シリーズ横方向伸び計は、横方向の変位を測定するために設計されており、試験片上で自立し、0から25mmまでの幅または直径に対応できます。

W-E404-A/C/E/Fタイプは、通常、ポアソン比と、複合材料のような異方性材料の横方向ひずみを測定するのに使われます。これらは、軸方向伸び計と同時に使われことがよくあります。このデバイスは、試験片に容易に装着され、必要なバネにより保持されます。丸形状のコンタクト・エッジが、試験片上の位置を維持するのに有効です。

平均化された特別モデル(2640-010)は、金属薄板のr値を測定するのに有効です。(ポアソン比には適していません。)

操作原理

試験片の変位は、強度と性能改善のために設計された、高精度の2方向曲げひずみゲージ・センサを使って、1カ所で測定されます。

r値を測定する特別バージョンは、高精度の2方向曲げひずみゲージ・センサを、2個使って試験片変位を測定します。各々のセンサの出力は、統合されて単一の平均化された結果となります。

耐久性の高い設計になっていますので、試験片破断まで試験片上に残すことができます。

伸び計は装着しやすく、必要なバネが試験片上に保持する機能があります。ナイフエッジの下部にある、調整可能な試験片コンタクト棒が、伸び計本体の機械的な安定性を良好に保ちます。

適用範囲

  • 静的試験のみ
  • 金属や硬質熱可塑性プラスティック、熱硬化性高分子、複合材料に適しています。
  • 丸形状や長方形状、他の一定形状の試験片に適しています。
  • 金属薄板のr値を測定する特別モデルがあります。

アクセサリー