フレキシブル基板のねじり試験

IPC TM-650

課題

携帯型電子デバイスの小型化が、産業界のトレンドになっているので、メーカーにとって、フレキシブルプリント基板(FPC)は益々魅力的な部品になっています。加えて、曲げることが可能な電子ディスプレイが開発され、このような製品も自在に曲げることができるようになっています。これらは、未だ比較的新しい技術ですが、このような中間組立品の機械的信頼性を把握することが重要になっています。どこまでFPCパネルにねじりを負荷できるかを把握することは、部品のレイアウトパターンを色々な荷重条件下で評価する場合に必要になります。

インストロンのソリューション

Torsion Add-On 3.0ねじり付加オプションにより、FPCパネルを広範な回転角度でねじることができます。一方、空気圧式グリップは、ねじり試験をする際に、正しい位置でFPCパネルを保持するのに使用できます。Bluehill® Universalソフトウェアにより、ねじり試験を自動的に行い、破断に至る荷重等の重要な試験結果を測定する試験方法を設定することができます。サイクルねじり試験も、Bluehill Universalソフトウェアによりセットアップできます。